Peugeot G1 (プジョーG1) ホワイト・アイボリー

Peugeot G1

型番:Peugeot G1(ホワイト)
年代:1950-1952
寸法:190mm/100cm/157cm
素材:鉄(把手部のみ木)
容量:コーヒー豆 50g

※サビや塗装の剥がれ具合が程良いアンティーク感の出ている再塗装でないG1は価値が非常に高い

1950年代初期(1950~52年)に作られた希少なヴィンテージ期のプジョー「GI」。 ディアボロと並び、愛好者の多いプジョーコーヒーミルの人気モデル。「G1」は、1950年、創業100年記念に作られた手動式ミル。ボディがシンプルで すべてのパーツを分解、メンテナンスが出来るため70年近く経過しても画像のとおり程良いヴィンテージ感を残しつつ通常使用が可能。

二重螺旋臼方式のため、過度に力を加えることもなくハンドルを回せば、豆は難なく下部へと導かれて、スムーズなグラインドが可能。現在の多くのミルとは違い熟練された職人が手作業で作っていた時代のミルのため、堅牢な作りで一生モノ。この辺りはフランスPeugeot社の伝統的な技術を感じるだろう。

プジョーといえば今では自動車メーカーとして有名だが、その歴史は古く1500年代からモンベリアールのヴァンドンクールにプジョー家の歴史は始まり、製粉業を営み拡大。その後農業から工業へと転身。製品は農機具から自転車、ミシン、手術道具など生活金物を次々と世の中へ送り出す。金物加工技術が発展する中で1840年代からはコーヒーミルも製造されるようになる。コーヒーミルはプジョーにとって看板事業となり、やがてその高い加工技術が自動車製造へと引き継がれていく。

  1. アンティークミルの中でも異彩を放つ特徴的な丸くて小柄な鉄製ボディ
  2. ホワイト・アイボリーとメタリックカラーの2種類
  3. 分解・掃除が簡単
  4. ハンドル付け根のピンロックを回すことで挽き具合を調節可能