アウベルクラフトの手回し焙煎機を使ってコーヒー自家焙煎に挑戦!!

自家焙煎なんて面倒くさそう。。

“ 自宅焙煎 ”の話をすると『道具が高いのではないか』『素人には難しいでしょ』『準備が大変そう』など兎にかくハードルが高くて面倒だとの印象を持っている人がなんとも多い。

だが実際にやってみると拍子抜けするくらいハードルは低い。焙煎機と生豆があれば自家焙煎はできてしまうし、道具も大した値段でもない。コーヒー豆という焙煎後の鮮度が最も大事な食材において、焙煎したての“ 鮮度 “を自由に手に入れられるメリットは極めて大きいのだ。生豆の特徴から焙煎度合を意識するようになると自分の好みにあった本当に美味しいコーヒーと出会える。

今日は、僕が普段使っているアウベルクラフトという会社の手回し焙煎器を紹介しよう。

アウベルクラフトとは

愛知県岡崎市に工房を構える株式会社アウベルクラフト。手回し焙煎器が有名なため商品名をアウベルクラフトだと思って検索している人も多いだろうが、商品の正式名称は『遠赤コーヒー焙煎キット』という。

燻製キットなどのアウトドアで使える道具なども製造しているようだが、この焙煎キットは同社の代表的な大ヒット商品だろう。経営者いわく“ 枠にとらわれず何でも作りたいものを作る ”という理念があるそうだが、キャンプなどでも使えるし、写真映えする。使い込んでいくといい味わいがでるのもファンを惹き付ける。

いまのご時世に直販のネット販売が中心で、amazonや楽天などにも置いていない。注文者の住所を記録してあるので一人2個までしか購入できないという販売スタンスが地方の手作り工房が生み出す製品っぽくて更にいい。外国人からの購入依頼も多いようだが海外発送はお断りしているようだ。

家庭用の手回し焙煎器はamazon等でも様々な商品が出ているが、外見は似ていても当たり外れが非常に多い。私もこのアウベルクラフトを使用して3年になるが、耐久性と安定性という面で信頼できる数少ない焙煎器具だろう。


アウベルクラフト遠赤コーヒー焙煎キット
アウベルクラフト公式HP
Amazonで探す  楽天市場で探す  Yahoo!で探す

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コーヒー焙煎に準備するもの


・アウベルクラフトの焙煎機
・カセットコンロ
・生豆
・漏斗
・ザル
・軍手
・ベニヤ板
・うちわ
・電子スケール


 

焙煎手順 -how to roast-

①生豆の計量とハンドピック

ハンドピック(欠点豆除去)は非常に重要な作業。カビの生えた豆や欠損した豆は焙煎が均一に行えず、強い雑味の元となる。これらを丁寧に取り除くと、クリーンな味わいをご褒美で返してくれる。

②生豆投入&焙煎開始

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火力は弱火〜中火。目安は上記写真のように遠赤ネットが赤く円形に熱を帯びる状態がBEST。

【煎り始め】

【7分経過】

【10分経過】

【13分経過】

中火で豆の様子を伺いながらじっくりと焙煎。

5分程度   薄い黄褐色に色づき香りが出始める。
7分程度   褐色が強くなりチャフ(豆の表皮)も相当落ちだす。
10分前後  1ハゼ開始(湿った音で豆がはじける)
12〜14分 2ハゼ開始(連続して乾いた音ではじける。爆竹みたいな感じ)

僕の場合は1ハゼ〜2ハゼの間が好みの中煎り〜中深煎りとなるので終了。深煎り、極深煎りが好み場合は2ハゼ後を目安に焙煎すると良い。

中煎り以下の浅めの焙煎の際は火力を抑えながら時間をかけてじっくりと火を通していくのがコツ。時間が短いと藁とか草っぽい雑味が出てしまうため。

③冷却

ザルに移したら直ぐにうちわで冷却

ザルに移した後も予熱で焙煎度が進んでしまう。味も大きく変わってしまうので直ぐに熱を冷ますこと(手を近づけて熱を感じなくなるまで)

④後片付け

自家焙煎における最大の厄介とされるのが焙煎時に飛び散る大量のチャフ。このチャフ対策としてオススメなのがベニヤ板。焙煎は換気扇下でやる必要があるため必然的にコンロ上となる。家庭のコンロ→ベニヤ板→カセットコンロとすれば家庭のコンロを一切に汚さずに、かつ掃除が本当に楽。


あれだけ散らかっていたチャフもハンディ掃除機で僅か2分20秒でピッカピカに。

この準備をしないで通常の家庭用コンロの上で焙煎を始めてしまうと、焙煎後の悲惨な状態に家族から非難轟々。コンロの隙間や油にへばり付いて掃除も一苦労。結果、数回使用してお蔵入りになんてケースを本当によく耳にする。

ネット上でもチャフの飛び散り対策でフードを全面に立てて四方をガードしてみたり、寒空のベランダてやったりと迷走している人の記事を読んで道連れで迷走していく人も多い。

ぜひ参考にして欲しい。

まとめ

堅牢なメタリックボディにウッドハンドル、撹拌フィンや豆の投入口、遠赤ネットや風防などなど…アウベルクラフトの焙煎機はデザイン性を尊重させながらも大変よく作り込まれている。

“発明工房の煎り上手”とか“遠藤商事のギンナン煎り”も使っていたけれど、僕のオススメは断然アウベルクラフト。慣れれば焙煎度をコントロール出来るようになる。何よりもディスプレイしても格好いいデザインなのが大事。

 他の焙煎器具と比較して優れている点

・焙煎時の豆の色の変化を目視できる
・ハゼの音を聞き取りやすい
・回転式なので格段に疲れない
・焙煎時の煙が焙煎カゴ内にこもらないため、珈琲の焦がした匂いが付き辛い
・焙煎の均一性が高い
・遠赤効果で豆をじんわりと煎る
・デザインが良い

もちろん、業務用のハイスペックな焙煎機を使っているロースターの味とは比較にならないが、練習すればコンビニや各種チェーン店のコーヒーよりは間違いなく美味しいコーヒーが作れる。デメリットとしては直火ゆえに近年トレンドとなっているスペシャルティコーヒーらしさと言うべきか繊細な風味は損なわれやすい。香りも味も昔ながらの風味。

それも一興なんだと思う。様々な焙煎度のコーヒーを飲むと、一流のロースターの味がより繊細で美味しく感じるようになるのも事実。コーヒー好きの方はぜひお試しあれ。

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