もう2年くらい前になるが、ふるさと納税で佐賀県への寄付をした際の返礼品でいただいた飛鳥工房というところの木製コーヒードリッパー。
なかなか使い勝手が良く未だによく使用するのでご紹介。ちなみにドリッパーとあるが、僕の使い方だとドリッパーホルダーの方が正確な表現になる。そのまま直にペーパーフィルターを乗せて使用もできるため商品名はコーヒードリッパーとなっている。
飛鳥工房
飛鳥工房は九州有数の家具産地である佐賀市諸富町で家具部品の製造技術を生かした木製玩具やインテリア雑貨の製造を行っている。『こどもに笑顔を届けるおもちゃ作り』を製造理念にすべすべに磨いた木、安心の塗装など木材の加工から研磨、塗装まですべて自社工場で手掛ける。
出産祝いなどのギフトの他、キッチン用品など木の素材を活かした優しい製品がたくさん。OEMも行っており、ノースフェイスやBEAMS、ARROWSなど有名企業にも提供実績がある。
飛鳥工房のはじまりは、愛娘の『飛鳥』さんのために木馬をつくったことからだそう。きっと木のぬくもりのように温かい仕事をする人たちなんだろう。
使い心地のよいフィット感
円錐ドリッパーとの相性がとても良く、持ち手のないドリッパーなどで抽出後熱くなったドリッパー上部を持って移動させる必要もなくなる。
円錐ドリッパー下部の位置が上がるため、直接コップに落とすのも容易に。また取っ手部分を握りながらネルドリップのように目線まで持ち上げて抽出することもできる。
丁寧に削りだされたウォールナット材
一番の魅力は木の風合いをとても感じることのできる丁寧に削りだした質感だろう。天然のウォルナット材を削り出しているため一つ一つ木目が異なり、また使い込むほどにその変化も楽しめる。
ペーパーフィルターの直淹れも可能
おすすめは出来ないが、ペーパーフィルターを直接セットして抽出することもできる。各ドリッパーは湯と粉の接触時間をコントロールする大事な機能を持っているので、基本的には円錐ドリッパーをセットして使用する方が良いだろう。
終わりに
手作りの木製ドリッパー。日々使いたい大切な道具だからこそ、天然の木材を使用した安心の日本製という贅沢も良いのではないか。
九州有数の家具産地で知られる佐賀県諸富町。熟練の職人により優しく研磨されたその器具に触れると、抽出するコーヒーまで円やかになる気がする。そんな温かみの溢れるドリッパー。
ふるさと納税にて佐賀県NPO支援より返礼品としても提供中。きっとあなたのCoffeeLifeをより豊かにしてくれる永く愛用できるコーヒードリッパーとなることだろう。