人気コーヒー器具メーカーCafflano発のコーヒープレス【Kompact】の実力を実機レビュー

個人的にかなり気になっていた近年人気のコーヒーメーカー『Cafflano』の器具が手に入った。

僕がこのKonpact(コンパクト)というコーヒープレスを気になっていた理由は、国内大手のKalitaまでもがコラボ商品を販売していたからだ。

Cafflano社の商品って実際どうなんだろう?実機の使用感を本音レビューをしてみた。

Cafflano(カフラーノ)とは

韓国のBeanscorp社が手掛ける赤と黒のカラーが特徴のコーヒーギアブランド。2013年からアウドドアをターゲットにしたポータブルなコーヒー器具『Cafflano』を開発。

フラッグシップモデルのKlassicは現在世界80カ国以上で販売されている。どの商品も携帯性を非常に重視されていて、ブランド理念にもある革新的、ポータブルなコーヒー用品というコンセプトが軸なんだろう。

外観

お世辞にもかっこいいとは言えないデザイン。器具内部は楽器のアコーディオンみたいな部品が見えるデザインになっているが、ちょっとセンスを感じられない。。

持ち運び時はとてもコンパクトになる。

開くとやっぱりダサいなあ。。虫に見えたり、提灯に見えたり。どうしても気になってしまう。

内部構造・パーツ

部品はシンプルに3つ。洗浄時には内部のシリコンを取り外し可能でもう少し分解できるが、使用時はこれだけでできる。

 

ステンレスマイクロフィルター。アウドドアメインの器具なのでペーパーフィルター不要とされているのは嬉しい。

 

蛇腹(じゃばら)の形状の内部。材質はシリコンゴムなので柔らかい。ここを伸縮させてプレスする。コーヒーの粉を投入すると掃除が大分面倒なことになる予感。

 

実際に使ってみた

キャップ(Airlock)とマイクロフィルターを外す

チャンバーを伸ばして粉を投入

 コーヒー豆の挽き具合は中細挽き

湯を注ぐ

 チャンバーの湯量キャパシティは270mlまで可。

推奨湯量は200mlだと、コーヒー豆13-15gで抽出するとちょうど良い。

3分待つ

水面に浮きあがり抽出効率の悪い粉が出てくるので、途中1分経過後あたりでしっかりと撹拌する。

フィルターをセット

必要ないと思うが、商品説明では抽出前にこうして濃度を確認できるとされている。

個人的には同じ浸漬時間でも焙煎度で色は変わってしまうので、色で判断するのではなく焙煎度に応じた浸漬時間と挽き目で覚えるべきかなと。

プレス

圧力は強くなく、軽くフィルターを抜けていく。

抽出完了

 

味はどうか?

肝心の味はかなり油分多め。ステンレスフィルターなので想像はしていたが、画像のとおり色もクリアではなく濁っている。

飲んでみると粉っぽい舌触りで、ワイルド過ぎる味だと感じた。おそらくステンレスフィルターのメッシュが荒く、溶け込んだ微粉が通過してしまっているのだろう。

少量を取り、覗き込むとかなりの微粉が沈殿していた。カップの後半にはこれらが残るので雑味が出てしまうわけだ。アウトドアであれば、この荒々しさを楽しめなくもないが自宅ではきつい。

 

クリーニング

懸念していたのがこれ。僕はかなりの面倒くさがりなので、コーヒー器具は美味しさの追求と同じくらい、日常使いで手間でないものがいいと思っている。

この蛇腹のヒダ部分についた粉や油分の掃除が、とても日常使いには採用できそうにないと感じた。

 

画像のように、水を満たしてポンプを繰り返すと粉は取り除くことができたが、やはり面倒だ。サッと流したあと、チャンバーを覗き込むとまだ油分が付着している。これを毎回丁寧に除去するのは諦めるしかないだろう。

分解して蛇腹(チャンバー)だけを取り外すことも可能にはなっている。

 

エアロプレスとの比較

抽出メソッドが類似しているAeroPressは比較せざる得ない対象だろう。僕は正直エアロプレスもデザインが突出して優れている器具とは思わないが、カフラーノのKompactと比べるとずっと良いと思えてしまう。

何より価格もKompactよりも安いし、個人的には味も断然美味しい。アウトドアでの使用も世界中で実績のある大先輩といったところだ。また、よりコンパクトに持ち運びが可能なエアロプレスGOが発売されているので、アウトドア派の人はこちらをチェックしておきたい。


エアロプレスゴー(AERO PRESS GO)
小川珈琲 公式HP
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終わりに

今回は期待ハズレの結果となった。味覚やデザインの好みは十人十色で、僕が決めつけることではないのは分かっている。しかし支払う対価とその性能が見合っているかどうかは、プロ目線で評価し代弁できるつもりだ。

近年のクールなキャンプ用品需要の高まりを受けて、アウトドアコーヒー市場の盛り上がりは今後さらに加速すると思う。大自然の中で味わうコーヒーは格別だし、素晴らしい体験となる。そしてそれらの体験から、更にこだわりを求める層が一定数出てくる。コーヒー豆の品質も然りだ。

snowpeakやmont-bell、sotoなど日本には世界でも絶大な人気を誇るアウトドアブランドが多数存在する。このアウトドア用品市場におけるコーヒー器具も日本のコーヒーメーカーに頑張ってもらいたい。

 

だからこそKalitaさん、コーヒープレスは自社開発して欲しかった。。Kalitaはセンスいいんだからさ。この価格(10,175円 税込み)で出すならカリタでもっと良いもの作れるって絶対。世界中のCoffeeLoversがそれを期待してますよ。

KalitaとCafflanoのコラボ商品


Kalita Konpact (ブラック)
Karita(カリタ)公式HP
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