TSUBAME & kalita　大人なコーヒーメジャースプーンを買ってみた　

燕市の職人によりマットにブラスト処理されたスプーン

以前より気になってはいたが、既にメジャースプーンは持っていたし不満も無かったので購入には至らなかった。しかしamazonのポイントが貯まっていたので衝動買いという突然の決着に。

以前もご紹介したとおり、僕は新潟県燕市の金属加工技術が非常に好きで、コーヒーケトルも、湯沸かしの薬缶も、ドリッパーもコップもMade in TSUBAMEのものを使用している。

手に馴染む質感と14.5cmの程よい長さ

この持ち手部分の親指がかかる箇所が優しくカーブしているのがいい。

ブラスト加工されたマットな質感がいい

いつも使用している同じkalitaのスコップタイプと比較するとブラスト処理されたマット感の良さが際立つ。

Made in TSUBAME

新潟県燕市。江戸時代から続く金属加工の町は、現在では金属洋食器の国内生産高90%を占めるほどの一大産地。特徴的なのは分業体制が特化されており、各工場ごとに金型製作、鋳造、プレス、研磨など別々に行われる。

職人は各工程のプロフェッショナルであり、確かな技術の結集で燕市内でMade in TSUBAMEを完結させる。

今では世界中からその技術を求めて依頼が来る。日本が誇るTSUBAMEブランドである。

毎日使う道具だからこそ、優しい研磨の跡が嬉しい。

これからも応援しています

100円そこらのスプーンと違い、この価格帯メジャースプーンにそこまで使いやすさの差は無いかと思うので、デザイン性はすごく大事。毎日使うもので、それこそ一生使えそうなものだからこそ、その他の道具なんかと合わせて揃えたいもの。

デザイン性もさることながら、使用感、耐久性、どれもが期待を裏切らない職人の繊細な手仕事が、使用者の心を掴んで離さないのだろう。これからも変わらぬ伝統技術から生み出される新たなプロダクトを楽しみにしたい。