世界一美しい開化堂のコーヒーキャニスター
〜One of the most beautiful coffee caddy in the world〜

コーヒーキャニスターに求める性能とは?

美しいコーヒーキャニスターに出会った。手に馴染む滑らかな曲線に、丁寧に磨き上げられた銅の光沢。360度全く隙のないデザイン。これまで沢山のコーヒー豆保存容器を購入してきたが、もともと銅製品の大好きな僕にとって、今回の開化堂の茶筒は遂に終着駅になりそうだ。

そもそもコーヒー豆保存容器に求められる性能とは何だろうか?焙煎後のコーヒー豆はとてもデリケートな味の変化を起こすことを考えると 求められる性能= コーヒー豆の鮮度維持 であろう。コーヒー豆の鮮度劣化を加速させる主な要因は大きなものだと以下の4つと言われている。

開化堂  茶筒(キャニスター)
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 コーヒー豆の鮮度劣化の原因
  • 空気…触れることで豆が酸化
  • 湿気…豆が空気中の湿気を吸収
  • (紫外線)…紫外線は食物を劣化させる
  • 温度…高温の場所において劣化速度があがる

経験上から言うと、生豆から冷蔵保管をするようなロースターやカフェでもない限り、個人としての通常の保存方法において、1-2週間程度の期間では室内保管と冷蔵保管を比較した際の温度や湿度における劣化の差は少ない

それよりも明らかに劣化を促進させる原因は光と空気である。つまり遮光、気密性の重要度は高い。この2つが守られていれば1-2週間程度では大きな違いは出づらく、故に求める性能は以下を重視したい。

コーヒー豆保存容器に求める性能  =  遮光性・気密性

 

開化堂の茶筒

伝統と機能美

日本で最も古い歴史を持つ茶筒とされる開化堂。乾燥した茶葉の風味を落とさないように気密性が高く一切の光を遮光するように作り込まれており、高温多湿な日本の気候を克服した日本の伝統工芸。

そのクオリティの追求は“気密性”の非常に高い、京都ならではの無駄のない美しい“機能美”を生み出した。


Kalita(カリタ)の銅製ドリッパーとの相性も抜群

使い込む程に味わいを深める茶筒


出典:www.kaikado.jp

毎日使いながら育てる。使うほどに銅の味が出てくる。まさに一生モノ。銅は10年使用すると右側の風合いに変化していくという。

 


出典:www.kaikado.jp

コーヒー用保存缶として

珈琲用のラインナップの中には取手が付いたタイプもある。中蓋の上にスプーンを収納できるようになっており、自身の好みや用途に合わせて選択すると良い。

先日、開化堂の方とお話する機会があった。200gや400gのような個人使用のキャニスターのみかと思いきや、最近ではロースターが焙煎後の豆の一時保管場所として業務用サイズの一貫目茶筒を使用しているとのこと。有名なロースターだった。気密性の高さによる鮮度維持力を評価してのことだろう。

今回紹介したタイプなどは、こだわりの自家焙煎店やカフェなどで使用している店も時折見かける。

おわりに

冒頭での写真のキャニスターが半年使用後で既に上記のように風合いが変化した。手になじませて敢えて触る方と、通常使用とでこれだけ違いも出る。今は黒ずんで味わい深くなった方を深煎り豆用、明るい方を浅煎り豆用として使い分けしている。

豆の鮮度維持も申し分なく、非常に使い勝手が良い。見ているだけで美しく所有欲を満たしてくれる開化堂のコーヒーキャニスターは、あなたのキャニスターの終着駅となるだろう。そして間違いなく日々のCoffeeLifeを豊かにしてくれる逸品だ。

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