Peugeot freres
型番:Peugeot freres サイズ【4】
年代:1930年代
寸法:135mm/135cm/200cm
素材:ブナ材 蓋、ハンドルつまみは真鍮
フランスのアンティークコーヒーミルの代表例。1900年代前半の頃の製造で、11種類のサイズが存在する。矢の上に立つライオンの姿が当時のpeugeot社のロゴ。現代のモデル”ノスタルジー”のモデルとなったミル。実用はほぼ期待できないが、キッチンやショップに飾ると雰囲気がとても素敵になる。仕入れの際のポイントはミル箱に虫食いの量、天板にヒビ割れが無いか。この時代のミルは杭を打ち込んで木箱を留めておりメンテナンスも非常に困難。
プジョーといえば今では自動車メーカーとして有名だが、その歴史は古く1500年代からモンベリアールのヴァンドンクールにプジョー家の歴史は始まり、製粉業を営み拡大。その後農業から工業へと転身。製品は農機具から自転車、ミシン、手術道具など生活金物を次々と世の中へ送り出す。金物加工技術が発展する中で1840年代からはコーヒーミルも製造されるようになる。コーヒーミルはプジョーにとって看板事業となり、やがてその高い加工技術が自動車製造へと引き継がれていく。