バウルー(Bawloo)ホットサンドについて
意外にもバウルー(Bawloo)が日本にやってきたのは今からおよそ50年前。トーストサンドとも異なるバウルー“ホットサンド”は直火で短時間で焼き上げるため、こんがりと焼けたパンの外側はサクッとしているに対して、内側は食パンの良さを活かしたモチモチの食感に仕上がる。
安心の老舗企業のMade in Japan製品
自宅でだれでも簡単に美味しいホットサンドが食べられる便利器具は、実は田巻金属株式会社という企業が製造しているMade in Japan。
デザインの美しさと商品名からしても欧州の国あたりから輸入してきているのかと思っていた。こちらの会社、日本が誇る金属加工業の聖地、新潟県燕市の老舗企業。どうりで、この焼き上がりの安定感と毎日使い込んでも壊れない堅牢さを兼ね備えている訳だ。
ルーツはブラジルで古くからホットサンドメーカーとして使われている調理器具を、日本人がお土産に持ち帰ったことから始まる。バウルーという名称はブラジルのサンパウロに近いバウルー市で発祥したことから名付けられる。現地ではホットサンド=バウルーと呼ばれていたそうだ。
【バウルーレシピ】天国のとろとろバナナ・ホットサンドの作り方
準備するもの
バウルー 本体(今回使用はダブルタイプ)
食パン 2枚
バナナ 1本
シナモンパウダー 少々
メープルシロップ 適量
くるみ 適量
バター 適量
オリーブオイル
①バナナを程よいサイズに切る
②フライパンにオリーブオイルをいれてバナナを焼く
表面がこんがりとするまで火を通す。
→バナナがモチモチになって甘みが格段に増す。
③バウルーにパンをセットして具材を並べる
具材
バナナ→クルミ→メープルシロップ→ナモン→バターの順番にせる
クルミは手で砕いて食べやすいサイズに。
この組み合わせが本当に絶妙すぎる
④バウルーで挟んだら片面2分間【弱火〜中火】で焼く
⑤こんがり焼けたら火を止める
途中でバウルーを開いて焼き加減を確認するのがポイント。
⑥真ん中のくびれに対して直角にカット(メガネカット)
⑦天国のとろとろバナナ・ホットサンド完成
バナナ好きにはたまらない。コーヒーとの相性なんて言うまでもなく最高
バウルーの評価
トーストサンドは焼いたパンに、用意した具材を挟むだけ。日常に溶け込むには美味しいだけでは駄目なのだ。手軽であることがとても大事。バウルーはホットサンド器具として“手軽”で“美味しい”さらに“楽しい”。
個人的には何よりも好きなのはバウルーの形状(デザイン)。キッチンに置いておくのが楽しくなるような美しい曲線と使い込むほどに味わい深くなるアルミダイキャスト素材。オシャレなだけでなく、熱伝導率が高く、カリッとフワッとを生み出し最高の食感をもたらす。
冷蔵庫の余り物をサンドするも良し、レパートリーは1つに絞って「天国のとろとろバナナ・ホットサンド」を極めるも良し、キャンプで使うも良しと使い方も多様。
楽しく手軽に作れるバウルーホットサンドはあなたの日々のCoffeeLifeをより豊かなものにしてくれる素晴らしいアイテムになるだろう。
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