今月25日よりMakuakeで公開予定のoceanrich plusのサンプルをお借りすることができた。
昨年3月に前モデルoceanrichコーヒーメーカーをマクアケで販売。現在は全国の販売店で購入可能となっている。販売好調の中でも顧客の声に耳を傾け、迅速に要望・改善点を集約して対応。今回、新たな商品としてリリースすることとなった。
このレスポンスの良さ、とても好き。
それでは早速、商品について紹介しよう。
Makuake : あの自動ハンドドリップコーヒーメーカーが生まれ変わった!容量UPと2Way仕様に
oceanrich plus 自動回転コーヒーメーカー
㈱ユニーク 公式HP
【 Makuakeにて公開終了】
- oceanrich 150mlモデル click
- created by Rinkerオーシャンリッチ(Oceanrich)
oceanrichについて
2007年に設立し、探究心と想像力により数々のアイテムを作り出してきた。ライフスタイルを豊かにする奇抜なアイデアを形にする集団、株式会社ユニークが販売を手掛けるコーヒー向けブランド。
斬新な発想から作り出すコーヒー器具は文字通り、『今までに無い商品』。マニアックなコーヒー器具よりは、大衆向けの商品。複雑さは避け、誰でも手間なく使えることが彼らの目指すブランドコンセントと言えるだろう。
今年の夏頃にUSB充電可能なoceanrich G1グラインダーがリリースされた際にも暁屋Coffeeにて先行レビューをさせていただいた。
Makuake にて7月31日より公開個人的に最近注目しているコーヒー関連器具のブランド『 oceanrich 』より待望の新商品、ポータブルコーヒーミルG1がリリースされる。間も無くクラウドファンディングで公開予定だが、その前[…]
前モデルと何が変わった?
給湯サーバーの容量UP 150mm→250mm
たっぷり飲みたいときや、家族でシェアしたいときなど、150mmでは物足りず2回作業する必要があった。もちろん以前の150mm抽出も可能なため「大は小を兼ねる」ようになった。
市販のドリップバックに対応
標準のステンレスフィルターの他に市販のペーパードリップバックも選択可能に。もっと手軽にコーヒーを愉しみたい人や、ステンレスフィルター特有の濃さや粉っぽさが苦手な人にも対応。
空のドリップパックフィルターを購入してお好みのコーヒーを飲むのも良いだろう。
- ドリップフィルターパックおすすめ click
実際にコーヒーを淹れてみた
ドリッパーホルダーに粉を入れる
360°回転スイッチをON
スイッチを押すとサーバーが回転。これが電動回転システムだが、アルカリ単4電池×2本使用で約200回程度のドリップが可能。また消し忘れ防止機能も付いている。
湯を投入
これがハンドドリップの抽出感に近づけるために最適なレイアウトがされた2つのドリップ穴。異なる直径の穴を設けることでサーバーの湯をスムーズかつ均一の速度でドリッパーへ落とす。
フィルターは円錐状につくられているが、扇状の広がりが弱いため湯が留まってしまうのは少し気になった。
電池が格納されている柱があるため、これ以上広げるのは難しいと思われるが、先が窄(つぼ)んだ円錐ドリッパーで抽出すると湯と粉の接触時間が変わり、どのように味を変化させるだろうかと想像してしまう。
抽出完了
200mmの抽出で約2分程度であった。湯の自動ドリップ速度も悪くない。粉を準備したら、コーヒーカップに乗せてお湯を投入するだけ。実に簡単で面倒さがない。
豆のグラインド→湯沸かし→抽出まで一体型のコーヒーメーカーと比較して、粉を用意して湯は沸かしておくという作業を別でやっておく必要こそあるが、そこは一体型である必要は無いなとすら思わされた。
むしろドリップという作業こそ、クオリティを期待しつつも自動化することを求めている人は多いだろうなと感じた。
おわりに
今や大手コンビニであればどこでも豆から抽出したコーヒーが飲める時代になった。その分、家庭で味わうコーヒーも粉末コーヒーや缶コーヒーでは物足りない人が増えているだろう。
僕はそんなCoffeeloversの願いをローコストで実現を試みる企業や商品を応援したい。当サイトの最下部に暁屋Coffeeが目指す姿を謳っているが、Coffeeの嗜み方は人それぞれである。
oceanrich plusは、そんなこれからコーヒーを少しこだわってみようかと思っている人には最適だろう。「本格を手軽に」。あなたのCoffeeLifeがこれまでよりも、ほんの少し豊かな時間を過ごすきっかけとなることに違いない。