節分の余った豆を有効利用してきな粉をつくる
厳しい冬を乗り越え、一年の始まり(立春)を迎えるにあたり邪気を払い、一年の無病息災を願う。豆(魔滅)まきは江戸時代頃から庶民の間で行われてきた大切な儀式。
季節の変わり目(節分)には体調も崩しやすいもの。特に立春の頃は毎年風邪が流行る時期なので、豆まきをした後には豆を食べて大豆の豊富な栄養素を体に取り込みたいところ。
今回はこの時期のコーヒーラバーにぴったりな節分後の豆の有効利用法を教えたい
大豆 × コーヒーグラインダー(エスプレッソ挽き) = きな粉
【壱】豆の表皮を向く
表皮を向くと豆が2つに割れるためグラインドする際のサイズが丁度よくなる
【弐】コーヒーグラインダー(PORLEX)に豆を投入
【参】極細挽き(エスプレッソ挽き PORLEXのダイヤル3)
さすがPOLEXコーヒーミル。見事にきな粉が製粉されている。挽きたての大豆特有の香ばしさが漂う。
大豆ってこんなにいい香り出すんだ!ってくらい香りますよ
【四】コーヒー豆同様に挽きたての鮮度の良い状態を食す
roasted soybean flour latte幼い頃はきな粉が好きで、よく甘いきな粉餅を作ってもらったものだ。きな粉が日本で盛んになったのは江戸時代。徳川家康に安倍川餅が献上された記録も残っており、お菓子として庶民の食べ物として[…]
おわりに
大豆をコーヒーグラインダーで極細挽きにして「きな粉」をつくるとは、日本古来から受け継がれてきた、すり鉢方式からすると邪道のように映るかもしれない。
しかしコーヒー豆も大豆も同じ”Beans”。焙煎したBeansであれば臼式のPOLEX(ポーレックス)は最適解だろう。現に挽いた大豆(きな粉)は美しく粒度が揃い、自宅で挽きたての風味と香ばしさを味わえる。
何よりMade in Japanなのだから、これを現代における製粉技術の進化と考えてよしとしたい。
お餅にもヨーグルトにも牛乳にも。アレンジは無限大。本当の邪気・厄払いは大豆の栄養素が行ってくれるのでは無いだろうか。福は健康。大豆を上手に活用して健康な1年を始めよう。
※立春は旧暦で1年の始まりの日(2月4日頃)を指し、節分は立春の前日を意味する。
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