PeDe Dienes No.461(1930sモデル)

型番:PeDe Dienes No.461(1930sモデル)
把手:折りたたみクランク式
年代:1933-1936年
寸法:高さ18.5㎝ 直径4.8㎝
重量:465g

特徴:1930年代に作られたDienesの真鍮製コーヒーミル。アンティークショップなどでは1951年モデル(魚のような模様)は割と見かけるが、この1930sモデル(渦巻き模様)は非常にレア。またクランクが折りたたみ式となっているものは希少性が高く、コンパクトで携帯性にも優れた扱いやすいミル。100年近く経過した現在でも磨けば輝きを取り戻す真鍮素材。ミル刃はさすがDienesといった鋭く美しいカットがなされている。粉受け皿を外した内側の調節ネジにて豆の挽き具合が調節でき、細挽きから粗挽きまで簡単に調節可能。非常に酷似した製品としてザッセンハウス 175M(現在復刻販売されているザッセンハウス ハバナ)と同等のサイズ。

当時のカタログによると、3つのサイズのミルが販売されていた。そしてrigid crankモデル(曲がらないクランク)もあり。底面の D.R.Patの刻印はドイツ特許庁が1877-1945年まで使用していた刻印であり、このミルが1930sモデルであることの裏付けとなるものである。

一番大きなモデル(曲がらないクランク)

https://akatsukiya.com/2018/11/pede_dienes_history/